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無排卵月経になっても妊娠できる?原因や治療法について

無排卵月経

妊娠を希望していると、やはり不妊という文字が頭に浮かぶかも知れません。
必要以上に不安を持つことはありませんが、確かに不妊の原因を持っているカップルもたくさんいます。

そこでまず女性は生理について正常であるかを考えるようにしましょう。
不妊原因として無排卵月経も気になる一つです。
ここではそんな排卵障害の中でも無排卵月経について考えてみたいと思います。

無排卵月経とは

ネーミングのとおり卵子が排卵されない症状を言い、排卵障害の一つです。
原因はいろいろあり、症状もいろいろありますが、検査をすればすぐに無排卵月経かは判明します。

卵巣から卵子が排出されないため、妊娠は当然あり得ません
しかし月経は普通にある場合も多く、検査しないとなかなか発見できないこともあります。

無排卵月経になってしまう原因とは?

卵巣無排卵月経になってしまう原因はいろいろありますが、多くは脳内の中枢部か、卵巣に異常があるかのどちらかです。
月経は妊娠をするためにとても大切な、女性のメカニズムとなっています。

脳から卵巣に女性ホルモンの分泌を促す指令を出し、それによって卵巣ではエストロゲンなどの女性ホルモンが分泌され卵胞が成長していきます。
そしてある程度の大きさに順調に成長すると、排卵という形で子宮に押し出されていくわけです。

しかし脳がストレスを受けたり、何かのトラブルによって、しっかりと卵巣に指令が出せないときには排卵ができません

また脳からの指令は正常であっても、それを受ける卵巣機能が低下しているというトラブルがあれば、この場合も排卵はできないのです。

  • 過度なカロリーコントロール(ダイエット)
  • 急激な体重減少
  • 強いストレス
  • 激しい運動
  • 不規則な生活習慣
  • 喫煙
  • 冷え症
  • 薬の副作用
  • 加齢

などが無排卵月経の原因と考えられます。

また、多嚢胞性卵巣症候群や性腺刺激ホルモン分泌障害も無排卵月経の原因となります。
他にも何か別の病気が隠れており、それによって一時的に無排卵月経になる場合も考えられるのです。

性腺刺激ホルモン分泌の障害との関係

性腺刺激ホルモン分泌障害も無排卵月経の一つの原因となります
上の「無排卵月経の原因」でもご紹介したように、原因には脳からの指令のトラブルと、卵巣側のトラブルによる原因がほとんどですが、その中でも脳からの指令トラブルが性腺刺激ホルモン分泌障害ということになります。

脳から卵巣に「女性ホルモンを出しなさい」という指令は、黄体刺激ホルモンや卵胞刺激ホルモンの分泌というかたちで卵巣に伝わります。
これらのホルモン分泌によって、卵巣が刺激されてホルモンを分泌し、それが卵胞の成長や排卵につながるのです。

無排卵月経の主な症状

月経の周期がバラバラだったり、月に2回きたり、2カ月に1回になったりすることも。
出血がとても少なくずっと続いたりする場合もあります。

10代の場合はまだホルモン分泌が安定していない可能性もあります。
また50歳前後になると閉経に向かって更年期のために起こる可能性も考えられるのです。

頻発月経

月経周期が短くなって24日以内に次の生理が来る場合。
19日以内の女性の場合、約60%が無排卵月経なのです。

稀発月経

月経周期がいつもより長く、39日以上の周期で生理が来る場合。51日以上になると約30%が無排卵月経と言われています。

過短月経

出血日数が大体2日程度で、いわゆる月経の出血が終わってしまう場合も無排卵の可能性があります。

過長月経

出血日数が大体8日以上で月経の日数が長い場合も無排卵月経の可能性があります。

過少月経

生理の出血量がとても少ない場合。(1回の生理で20g以内)も無排卵月経の可能性があります。

過多月経

生理の出血量が異常に多い場合も無排卵月経の可能性があります。(1回の生理で140g以上)これは1時間でナプキンから溢れるレベルです。

妊娠と無排卵の見分け方

困っている女性無排卵月経は月経が来ても排卵は行われません。
しかし月経が来ないことや、間隔が40日以上になってしまうことなどもあります。

予定になっても月経が来ないと、やはり妊娠したかも知れないと喜ぶ人も多いはずです。
しかし無排卵月経の場合もあり、月経が遅れているだけということもあります

そこでまず予定の日から10日間は様子を見てから医師に相談しましょう。
10日たって月経が来たとしても、無排卵月経か何かのトラブルで月経が不順になっている可能性があります。

また妊娠なら月経予定日を10日ほど過ぎていれば検査でもはっきりするはずです。
焦らず、まず10日待ちましょう。
それまでの見分け方としては、妊娠の場合は胸が張ったり、なんとなくむかつきがあったりという症状があることも。

しかし人によって早期の妊娠症状は出ない人もいるので確実ではありません。
このような不安に陥らないためにも、基礎体温を常に付けておくことをおすすめします。
基礎体温と付けて、グラフがまっすぐであれば無排卵月経です。

逆に2週間ほど前にきちんと卵胞期と黄体期がチェンジしていれば排卵が起こっていたことになるので、妊娠の可能性が高くなります。

無排卵月経の検査方法について

ホルモン検査

血液検査によって血液中のホルモン値をチェックすると、女性ホルモンが正常に分泌されているかが分かります。
それによって無排卵月経かが検査できます。

超音波検査

超音波を使用して卵巣の中の卵胞のサイズをチェックします。
胞が2㎝以上であれば排卵している可能性が高く、2㎝以下なら無排卵と判断されます。

無排卵月経の治療法とは

ホルモン剤によるホルモン治療

今すぐ妊娠を希望していなければ、ピルを使用してホルモンバランスを整えることができます。
月経周期を整え、排卵が起こるホルモン状態に改善していきます。

排卵誘発剤による治療

高齢のため、できるだけ早く妊娠したい人は排卵誘発剤を使用することがほとんど
排卵誘発剤にもいろいろな種類があり、それぞれ排卵率は違いますが、平均70~80%という高い率で排卵することが確認されています。
しかし副作用などもあるので、産婦人科でしっかり相談をしてから決めるようにしましょう。

ストレス解消、生活習慣を見直す

特にホルモン治療や排卵誘発剤を使うほどではないと医師が判断した場合や、もちろんいろいろな治療をしながらも、いろいろな改善が必要となります。
例えば無理なダイエットや過度な運動などを行っている場合は、ただちにやめることが必要です。

食生活や生活リズムなどもきちんと見直すことも必要となります。
ストレスを解消するため休養を意識的に取ったり、自分の好きなことを始めてストレス解消したり、アロマ風呂を利用したり、旅行に行ったり、その人にとってのストレス解消法を見つけることも大切です。

また精神系の薬などを飲んでいるときには、どちらを優先するかなど医師との相談が必要になります。

漢方やサプリメントで体質改善

無排卵月経のために良いことは何でもしたいという人におすすめ。
即効性は低いものの、体質を元から改善するので、現在の体質にあった漢方薬を選びましょう。

例えば冷え性の人と、のぼせ性の人ではまったく漢方薬も違ってきます。
冷え性の人には体を温めてむくみを解消する当帰芍薬散や、強く温める温経湯などがあり、逆にほてりやすいタイプの場合には、のぼせやイライラにも効果のある桃核承気湯や加味逍遥散などがおすすめです。

また、サプリメントもおすすめです。
特にホルモンバランスを整える栄養成分を配合させたサプリメントを選ぶようにしましょう。

病院へ行くタイミングは?

妊娠を希望し、1~2年間で妊娠しない場合は、不妊原因をチェックして不妊治療を行うと言われています。
しかし、できれば妊娠をまだ希望していなくても結婚が決まったタイミングや、結婚したらすぐに検査してみましょう。

特に難しい検査ではないのでチェックをしておけば、もし問題があっても焦らずゆっくり治療をすることができます。
最近は結婚が35歳以上という場合も多いので、できるだけ早い治療がおすすめです。