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40歳以上で出産希望の方は出生前検査(遺伝子検査)を

40歳以上で出産希望の方は出生前検査を

最近は結婚自体が全体的に遅くなった、つまり晩婚化になったこともあり、高齢出産もとても多くなっています。
そんな高齢出産の場合、特に出生前検査が必要だと言われていますが、負担の少ない新型の出生検査が登場したことで、妊婦にとっても朗報だったと言われています。

高齢出産妊婦はストレスや不安を抱えている

医師と妊婦35歳以上の出産を高齢出産と呼ぶことが多いですが、それ以上の年齢で出産をする女性にとって、胎児の染色体異常はとても気になることではないでしょうか。
そのため妊娠自体をためらってしまったり、妊娠中ずっと不安を抱えてしまうなどというストレスも多くなります。

今までの遺伝子検査はとてもリスクの高い検査だったために、検査自体行うことが少なかったという現実がありました。
しかし、新型検査では母胎の血液検査だけで、染色体異常が高密度で分かるというものなので、35~40歳という高齢出産の女性にとって、おおいに期待されている検査とも言えるようです。

海外では約8割が出生前検査を実施

アメリカでは州によって違うものの、約6割~8割の妊婦が出生前検査を受けていると言われています。
特に35歳以上の妊婦はハイリスク妊婦と言われており、ローリスク妊婦とは対応からまったく違うと言われているほど、高齢出産をしっかりとハイリスクと意識しており、この辺は日本よりしっかりと本人も回りの人たちも意識を持っています。

また、フランスやイギリスではアメリカよりもう少し出生前検査について意識が進んでおり、高齢出産の場合は医師からも強く勧められる状況です。
ヨーロッパでは障害を持つ子どもは家族にとっても、国家にとってもリスクであるという考え方があり、日本とは障害児に対しての考え方は違うようです。

日本でも新型出生前検査はリスクがないに等しいということから、希望者がとても多くなっていると言われています。
しかし、出生前検査は希望者だけが受けるわけで、特に医師からも勧められることは少ないようです。そして胎児の選別になるという考え方もまだまだ日本には多いと言われています。

高齢出産の方はダウン症などの染色体異常の確率が高い

卵子の老化を止めることはできません高齢出産はどうして出生前検査が必要なのかということになりますが、やはり高齢出産の方が若い年代の出産に比べてダウン症などの染色体異常の確率がとても多いからということになります。
京都大学大学院教授で不妊治療に携わっている菅沼信彦医師によると、本来高齢出産はリスクが伴い自然に反した行為なのだそうです。40歳を超えてから出産をする動物は人間以外いないのだとのこと。

そして最近、卵子や精子の老化ということが認知されるようになったわけですが、特に女性の卵子は年齢と共にどんどん古くなっていくとのこと。
女性の場合、胎児のときに一生分の卵子がつくられるため、年齢が高くなればそれだけ古くなるのは当然だということです。

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ダウン症について

特にダウン症などの染色体の数異常によって起こるトリソミー疾患は、若い妊婦にはとても少なく高齢になるに従って増えるものです。
もちろん卵子が老化しても、すぐに遺伝子に異常が起こるということではありません。
しかし、細胞分裂のときに細胞が均等に分割されないことが原因となって、2本1組の染色体が3本になってしまうためにダウン症は起こります。

卵子の老化がこの細胞分裂に間違いを起こす原因の一つだと言われており、つまりダウン症は細胞分裂が正常に行われないために起こるということ。
イギリスの医療機関の調査発表では20歳の妊婦からダウン症児は1700人に1人、25歳で1200人に1人。それが40歳の出産では100人に1人と10倍以上のリスクが高まるという結果が出ました。

また40歳の妊婦の流産率は50%以上と高い結果となっています。
この流産児の中にもダウン症の胎児がたくさん含まれているとすると、実際にダウン症は100人に1人以上になってしまうとも言えるのではないでしょうか。

また、ダウン症の場合は染色体が3本になっており、さらに4本になっているものはダウン症よりもっと重い障害を持っているとも言えますが、ほとんどは流産してしまいます。
40歳以上の妊婦の50%近くが流産しているということから、ダウン症をはじめもっと重い障害を持つ胎児が実際にはたくさんいるということになります。

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出生前検査結果についての判断の難しさ

出生前検査は妊婦の自己判断で行われることもありますが、その結果はとても喜べない結果の場合もあります。
それをどのように受け取るかということは、妊婦にとってはとても重い判断と決断が必要になります。そのため家族でしっかり支えてもらうことが大切です。

出生前検査を受けるべきか、受けない方がいいのかということでも迷いますが、その答えに思わぬ結果が出れば、中絶するか障害を持った子どもを受け入れるかなどとても重い決断になります。
しかし障害が発覚しても、それを知っていることで心の準備もできます。
中絶するか出産するかは夫婦でもしっかり話し合い、後悔のない決断をしましょう。