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葉酸サプリを妊娠後期に飲むと小児喘息の原因になる?

葉酸サプリを妊娠後期に飲むと小児喘息の原因に?

「葉酸サプリを飲んでいると赤ちゃんが喘息になるかもしれないって本当ですか?」

というような質問をいただくことがあります。
これは妊娠後期に葉酸を摂取すると喘息発症のリスクが高まると豪大学により研究結果が発表されたことが影響していると思われます。

今後安心して葉酸サプリを摂取するためにもここでその喘息問題について詳しく解説していきたいと思います。

豪の研究発表によると妊娠後期に飲むことが影響?

葉酸サプリは元々胎児の先天性異常や染色体異常のリスク軽減のために世界的に摂取が勧められている栄養素です。
しかし2009年にオーストラリアのアデレード大学研究チームが

550人を対象に行った調査では、妊娠後期(16週~30週)に入っても葉酸サプリを摂取し続けた女性で、生まれた子どもがぜんそくを発症する確率が約30%高くなることがわかった。

と発表したことにより今回のような噂が広がりました。
とその一方で、

葉酸サプリを妊娠前から摂取し、妊娠から数週間でやめた女性では、子どものぜんそく発症リスクが高まることはなかった。

とも発表しています。

要するに妊娠後期に入っても摂取を続けると喘息になる可能性があるということ。
妊娠初期に摂取することは問題ないとのことでした。

葉酸を飲んだから必ず喘息になるとは限らない

基本的に妊娠後期であっても葉酸サプリを摂取したからといって必ずしも喘息になるとは限りませんし、むしろ確率的には低いとも言われています。

事実にその2009年以降からは喘息に関する発表は出ておらず、妊娠後期であっても摂取している妊婦の方は大勢いますが喘息になったという発表は日本では出ていません

天然由来成分で製造されたサプリメントを飲もう

葉酸サプリメントというのは基本的に合成葉酸で作られているのですが、その中でも「人工的につくられた化学成分の葉酸サプリ」と「天然由来成分でつくられた葉酸サプリ」にわけることができます。

実験で使用されたのは前者の「人工的につくられた化学成分の葉酸サプリ」というデータもあるため、葉酸サプリを選ぶ際は天然由来成分で開発されたものを選ぶことをおすすめします。

>>葉酸サプリメントにおける合成と天然の違いとは?

過剰摂取を控えて1日の摂取量を守りましょう

1つ気を付けてほしいのがやはり葉酸の1日の摂取量です。
妊婦の方の葉酸の推奨摂取量は400㎍となっており、1000㎍を超える摂取は過剰摂取と言われているためそこには注意が必要です。

しかし葉酸は熱や水に弱いため調理されたもの、つまり通常の食生活から摂取できる量は非常に少ないため、サプリメントを常識外れのような量を飲まない限りは過剰摂取になることも本来はありません。

小児喘息とはどんな病気か

先生気管支に激しい収縮が起こることにより、喘息発作を繰り返すことで小児喘息が発症します。基本的には大人の喘息と同じ症状です。
しかし乳幼児の場合言葉として伝えることが難しいため、両親は泣いたりぐずったりする合図を見落としがちになります。
小児喘息の場合、乳児期から成長に合わせた治療が必要ですがしっかり治療すれば完治ができる病気です。

不安な方は妊娠後期の葉酸の摂取を控えましょう

それでも小児喘息の発症リスクが不安な方は妊娠後期の葉酸サプリの摂取を控える、または減らすことをおすすめします。かかりつけの医師と相談してみてもいいと思います。

ただし、葉酸サプリは妊活~妊娠初期には先天性異常や染色体異常のリスクを低減させるためにも必ずと言ってもいいほど飲んでもらいたい栄養素です。
仮に体内の葉酸不足で神経管閉鎖障害になり無脳症と診断された場合、死産になる可能性が高いため喘息よりも最悪な結末があるかもしれないということを忘れないでください。

また、授乳期も葉酸は良質な母乳をつくるために必要な栄養素のため、積極的に摂取するようにしましょう!